松下幸之助 経営とその人生

お辞儀ひとつも心をこめて――おもてなしの心(4)

 松下電器の取引先に勤めていた人が、松下幸之助と初めて挨拶を交わしたときのことを次のようにふり返っています。当時、その人は平社員、幸之助はすでに“経営の神様&rdq

松下幸之助 経営とその人生

相手目線に徹する――おもてなしの心(3)

 昭和四十五年に開かれた大阪万国博覧会に、松下電器は「松下館」を出展。その建設中、松下幸之助はしばしば視察に訪れました。あるとき、幸之助は突然、下駄を持ってこさせ、それを履くと

松下幸之助 経営とその人生

礼を失してはいけない――おもてなしの心(2)

 昭和三十九年、熱海のニューフジヤホテルに全国の販売会社・代理店の社長を招いて懇談会が開かれたときのことです。前日、会場を下見した松下幸之助は、出席者が胸につけるリボンを目にし

松下幸之助 経営とその人生

念入りに、真剣に準備する――おもてなしの心(1)

 松下幸之助は、実は「おもてなし」の達人でもありました。それはどんなエピソードから窺い知ることができるのか、またそこには幸之助のどんな思いがこめられていたのか、今回から1年間に