6/17は父の日です。

 

松下幸之助は9歳で郷里の和歌山から大阪船場の商家に奉公に出ましたが、父・政楠はその2年前から単身大阪に働きに出ていたため、ときどき会うことができました。
政楠はそのたびに幸之助にこう言い聞かせたそうです。

 

「幸之助、どんなつらいことがあっても辛抱せいよ。昔から偉くなっている人は、皆小さいときから苦労して立派になっているのだから」

 

幸之助はこのことばにずいぶんと励まされ、

「ぼくが、船場での朝早くから夜遅くまでのいわば厳しい修業をあまりつらいとは思わなかったのは、一つにはこの父のことばがあったからだと思うのですね。つまり、一瞬、“つらいな”と思うようなことがあっても、次の瞬間、“これも将来の自分のため”と考え、そこに希望を見出していたのです。父はぼくに大きな心の財産を残してくれたといえますね」(『人生談義』より)

と語っています。

 

 

そのほか、当サイトでは「エピソード」や「名言・金言」においても松下幸之助の“父”に対する思いを紹介しています。また、娘である幸子さんから見た“父・幸之助”についても「コラム」にて取り上げています。この機会にぜひご覧ください!

 

関連リンク

松下幸之助のエピソード

父のひと言――人生断章〈10〉

 

松下幸之助の名言・金言

親孝行したいときには親はなし――いまを生きる、これからを生きる〈13〉

 

【コラム】松下幸之助 経営とその人生

すべては相手を思う心から――おもてなしの心(11)

2018.6.11