特集 商売の勘どころ

グローバル化、デジタル化、少子高齢化などの進展に伴って、今後ますます消費者マインドが大きく変化していく中、商品やサービスの販売において押さえておくべき「勘どころ」とは。

 

松下幸之助が創業以来、折りに触れ店員に話していた商売における実践的な教えがある。「商売戦術30カ条」だ。奉公生活や創業期の経験から語られたその教えは、現代の商売においてどれほど通用するものなのか。良品計画で「無印良品」を展開し、人気ブランドに育て上げた松井忠三前会長に、豊富な実践経験から読み解いていただいた。

 

『衆知』掲載内容の一部を紹介

第八条 資金の少なきを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし。

私は、信用とはブランドだと定義しています。「パナソニックの商品だったら大丈夫だ」「無印良品の商品なら環境にも健康にもいいだろう」とお客様が思ってくれていることが信用であり、ブランドです。ブランドがないと、海外のビジネスでは絶対に成功できません。逆にブランドがあれば、比較的容易に行くものです。(以下省略)

 

第十八条 紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。つけてあげるもののない時は笑顔を景品にせよ。

この教えは見事ですね。笑顔は最大のセールストークです。にっこり笑って応対すれば、お客様の気持ちは自然とほぐれます。むしろ、景品よりも大事でしょう。

ただし、心からの笑顔というのは、従業員の満足度が高くないと出てこないものです。(以下省略)

 

第二十四条 子供は福の神――子供づれのお客、子供が使いに来ての買物には特に注意せよ。

(中略)無印良品も十代のお客様を大事にしてきました。なぜなら、無印良品のお菓子や文具で育った人たちは、親になった時、またお子さんを連れて店に来てくれるからです。(中略)

家電を販売していた幸之助さんが、こうしたことに気づいていたというのは本当に驚きです。

 

 

 

……記事全文は、『衆知』20年1-2月号をご覧ください。

 

 

 

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2020.1.24

 

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