HOME > 関連リンク
創業者である松下幸之助の考え方を毎日1つずつ紹介する“一日一話”、誕生から死去までの94年間の歩みを紹介する“松下幸之助の生涯”、転機となったときのエピソードをまとめた“松下幸之助物語”など、松下幸之助の考え方がわかりやすく紹介されている。
館内展示物を紹介する館内ツアーでは、写真や肉声を用いて、松下幸之助の基本的な考え方、開発された製品などが時系列で紹介されている。また “クイズ幸之助ワールド”などもあり、松下幸之助の考え方を楽しみながら学ぶことができる。
松下幸之助の生誕100年を記念して1994年5月に開館、一般公開された。1階の経営図書館は、松下幸之助の著書、関連図書を中心に、各界の創業経営者の経営哲学に関する書籍、資料約3万点を所蔵。また2階の「経営哲学の真髄」コーナーでは、 松下幸之助の思想・哲学が視聴覚教材でビジュアルに紹介され、そのエッセンスを短時間で学ぶことができる。
「21世紀に理想の日本を実現するための基本理念の探求と、それを具現する指導者の育成」を目的に、1979年6月、松下幸之助が私財70億円を投じて神奈川県茅ヶ崎に設立した。なお月刊誌『地域から日本を変える』のバックナンバーの中には、“松下幸之助の真語真髄”など、松下幸之助にまつわるエピソードがいくつか紹介されている。
「日本にノーベル賞並みの世界的な賞をつくっては」という政府の構想に賛同した松下幸之助は、1982年11月、科学技術の分野で人類の平和と繁栄に顕著な貢献をした人々を顕彰するために、みずから推進役となって日本国際賞準備財団を発足させ、初代会長に就任。1983年5月より国際科学技術財団と名称を変更し、現在に至っている。なお同財団は、1985年4月20日以来、年に一度、科学技術において独創的・飛躍的な成果をあげ、科学技術と人類の進歩に著しく貢献したと認められる人に「日本国際賞」を贈呈している。
日本と諸外国との国際相互理解の増進、またこれに資する国際人の養成を通じて国際社会に貢献することを趣旨に設立された松下国際財団と、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」への協力のために設立された松下幸之助花の万博記念財団が統合され、公益財団法人 松下幸之助記念財団となった。主に人文科学・社会科学の優れた研究への助成や顕彰事業、留学や国際交流活動への助成を行なっている。
「明治百年」にあたる1968年に、維新の志士ゆかりの霊場が荒廃しているのを憂いた松下幸之助が中心となって、京都東山にある霊山の歴史的風土の保全・維持、日本の伝統精神の継承・振興を目的に設立された。1970年には維新の先覚者の遺品・遺墨等を収集・展示する「霊山歴史館」を建設して一般に公開している。