松下幸之助とPHP研究所の関係は?

PHP研究所は、戦後の混乱で道義道徳が乱れ、人心が荒廃した世の中を憂いた松下幸之助が、「繁栄によって平和と幸福をもたらそう(Peace and Happiness through Prosperity)」と願い、それを研究・実践すべく、昭和21年11月3日に創設した機関です。今日、幸之助の遺志を受け継ぎ、研究、出版・普及、啓発・実践を3つの柱に活動を展開しています。

松下幸之助のPHPにかける思いやPHPの基本理念は「PHPとは」のページをご覧ください。
また、PHPの詳しい活動内容についてはPHP研究所総合サイト「PHP INTERFACE」の「会社案内」をどうぞ。

PHP研究所経営理念研究本部はどんな活動をしているところですか?

PHP研究所経営理念研究本部では、松下幸之助の思想・哲学を、多くの方々の日々の活動にお役立ていただけるよう、研究スタッフそれぞれが独自の切り口で研究、考察を進めるとともに、講演・執筆活動、訪日セミナーの実施・運営、幸之助に関する資料の収集等を行なっています。

詳しい活動内容や実績については「松下幸之助研究」のページをご覧ください。

講演や原稿の執筆を依頼したい。

PHP研究所経営理念研究本部の研究スタッフは、松下幸之助の思想・哲学や行き方・考え方、あるいは独自の専門分野(日本経営史、日本経済思想史、宗教学、教育問題など)に関する講演や、雑誌・書籍・紀要等への原稿執筆を行なっています。講演や原稿執筆のご相談は以下にお問い合わせください。
 TEL:075-681-9166
 メール:kenkyu1@php.co.jp

<松下幸之助に関する講演・原稿執筆の主なテーマ>
・松下幸之助の経営哲学
・松下幸之助の人間観
・松下幸之助の人の育て方・活かし方
・松下幸之助のリーダーシップ
・松下幸之助に学ぶ お客様大事の心
・松下幸之助に学ぶ 不況克服の知恵 etc.

過去の実績は「講演・講義」「論文・コラム」ならびに各研究スタッフのページをご覧ください。

PHP研究所で管理している松下幸之助の資料にはどのようなものがありますか? 資料室はどこにありますか?

PHP研究所経営理念研究本部では、松下幸之助の著書や関係図書、幸之助について記述のある新聞・雑誌・書籍ほか(掲載紙誌)、幸之助の講演・講話を収録した音声テープやビデオ、写真などを収集・管理しています。各資料の総数やデジタルデータ化の状況については「資料収集・整理」のページをご覧ください。
松下幸之助の資料室はPHP研究所京都本部の経営理念研究本部フロア(7階)にございます。

<PHP研究所 京都本部・所在地>
 〒601-8411
 京都市南区西九条北ノ内町11

詳しい地図はPHP研究所総合サイト「PHP INTERFACE」内「会社概要・所在地」ページをご覧ください。

松下幸之助の写真・揮毫・手紙等を持っています。

PHP研究所では、松下幸之助に関する資料をお持ちの方からの情報を求めています。お心当たりのある方はぜひご一報ください。
 TEL:075-681-9166
 メール:kenkyu1@php.co.jp

テレビや雑誌で取材をしたい。研究等で松下幸之助の資料を閲覧したい。

【メディア・マスコミ関係の方】
番組(媒体)名、放送(掲載)予定日、企画趣旨、取材内容等、詳細がわかるものを明記の上、PHP研究所マーケティングコミュニケーション部宛にお申込みください。
 TEL:03-3520-9638
 FAX:03-3520-9650
 メール:prinfo@php.co.jp

【その他団体、研究者等】
資料閲覧の目的、希望日時、来社人数を、PHP研究所経営理念研究本部までご連絡ください。
 TEL:075-681-9166
 メール:kenkyu1@php.co.jp

外国人の見学はできますか?

PHP研究所経営理念研究本部では、英語でのご案内が可能です。ご希望の方は、見学の目的、希望日時、来社人数を、PHP研究所経営理念研究本部までご連絡ください。
 TEL:075-681-9166
 メール:press@php.co.jp

訪日セミナーについて詳しく知りたい。申し込みたい。

PHP研究所経営理念研究本部では、松下幸之助に関する訪日セミナーを承っています。ご相談、お申込みは、PHP研究所経営理念研究本部までご連絡ください。
 TEL:075-681-9166
 メール:press@php.co.jp

松下幸之助の著作権は誰が管理していますか?

松下幸之助の著作権は、PHP研究所が継承・管理をしています。著作権に関するご相談は、PHP研究所ライツ部にご連絡ください。
 TEL:03-3520-9622
 メール:rights@php.co.jp

松下幸之助の著作物から言葉や文章を二次使用したい。コピー配布したい。

引用の範囲内であれば、許諾申請は必要ありません。引用文であることを明確に区分し、出典を明示してください。可能であれば、完成後の見本を郵送いただけると幸いです。
引用の範囲を超える場合は許諾申請が必要です。使用媒体や目的、内容等をPHP研究所ライツ部にご連絡ください。内容によってはお断りする場合もございます。
 TEL:03-3520-9622
 メール:rights@php.co.jp

松下幸之助の写真を使用したい。データを提供してほしい。

松下幸之助の写真はパナソニック株式会社で管理されています。恐れ入りますが、パナソニック株式会社にお問い合わせください。

本サイトのコンテンツをブログやサイトで二次使用したい。

私的利用の範囲内でご利用いただき、それ以外の無断転載や無断コピーはご遠慮ください。私的利用の範囲を超えるご利用の場合には許諾申請が必要です。使用媒体や目的、内容等をPHP研究所ライツ部にご連絡ください。内容によってはお断りする場合もございます。
 TEL:03-3520-9622
 メール:rights@php.co.jp

ブログやサイトに本サイトのリンクを貼りたい。

本サイトは原則としてリンクフリーですが、その内容や方法によってはお断りする場合があります。リンクされる場合は下記の事項に従ってください。

・「松下幸之助.com」へのリンクである旨を明示してください。表記は「松下幸之助.com」または「松下幸之助ドットコム」。
・フレーム内のリンクなど、当サイトが貴ホームページの一部と見られるような表示や加工によるリンクは禁止です。
・リンクされたURLは、予告なしに変更・削除することがあります。
・営業や勧誘などリンクの目的が当社の主旨にそぐわない場合や、社会的信用を害する恐れがあると判断した場合はお断りすることがあります。
・リンクが原因でトラブルや損害賠償等が発生した場合は、リンクされた方の責任および費用で対応してください。当社に損害が生じた場合には、損害賠償請求をすることがあります。

本サイトの内容について。

本サイトの内容に関するご意見・お問い合わせ、お気づきの点などございましたら、PHP研究所経営理念研究本部にご連絡ください。
 TEL:075-681-9166
 メール:kenkyu1@php.co.jp

最近インターネット上で、「近江商人の商売十訓」というものを見かけます。松下幸之助の「商売戦術三十カ条」に酷似しているのですが、関係はあるのでしょうか?

両者の関係を示す確たる物的根拠(証拠)はありませんが、「商売戦術三十カ条」が先に作成され、「近江商人の商売十訓」が前者を模倣して後からつくられたものと推測されます。
PHP研究所経営理念研究本部では、松下幸之助や関係者の発言その他の資料を膨大に収集・保管していますが、「商売戦術三十カ条」と、巷間出回っている「近江商人の商売十訓」との関係についての記録は存在せず、弊社内の資料では確認がとれません。

 

一方、近江商人研究の第一人者である、同志社大学の末永國紀(すえながくにとし)名誉教授(一般財団法人近江商人郷土館館長)によれば、「近江商人の商売十訓」なるものの正統性ある出典に出合ったことはないとのことです(以下、末永教授の見解要旨)。

 

「近江商人の商売十訓」を、これまでの近江商人研究の過程で見聞したことはなく、近江商人系統の家に伝えられた家訓とは、とうてい思えない。当文章の最初の作成者は、「商売戦術三十カ条」から適当にそのままそっくり抜き出した上で、権威づけのために「近江商人」という名前をつけたものと判断する。

 

背景

「商売戦術三十カ条」は、昭和11年に創刊された、松下電器(現パナソニック)の協力店向け情報誌『松下電器連盟店経営資料』の創刊号と第2号に掲載されました。正確には、幸之助本人がまとめたものではなく、幸之助が創業以来、従業員たちに折にふれて話していた商売に関する考え方の要諦を、従業員がまとめたもののようです。

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この中の以下の条文――1・3・6・8・11・15・18・23・25・30――が、「近江商人の商売十訓」として主にインターネット上で伝わる文章の1~10条とほとんど同じであることから、近年、その関係を論じる文章がネット上に散見されたり、弊社に問い合わせをいただいたりすることが増えてきました。

 

上述のとおり、弊社資料では確認がとれないため、末永教授に見解を求め、上記回答をいただいた次第です。

(末永國紀先生の了解をいただいて掲載しております)

松下幸之助を知るにはどんな本から読んだらいいですか?

思想・哲学」のページにおいて、ジャンル別・発刊順に主要書籍をご紹介しています。ぜひご活用ください。

PHP友の会について教えてほしい。

PHP友の会は、月刊誌『PHP』(PHP研究所発行)の読者が中心となって、「素直な心になりましょう」をモットーに、勉強会(学び)、交流会(出会い・仲間づくり)、社会貢献活動などを行なっている任意団体です。詳しくはPHP友の会のホームページをご覧ください。

「松下幸之助女子会」について教えてほしい。

「松下幸之助女子会」は、PHP友の会の主催で平成25年11月にスタートした年代別不定期セミナーです。松下幸之助の本を愛読する同年代の女性が集い、本の内容や好きな言葉、心に響いたエピソードなどを、お茶を飲みながら語りあいます。テレビやラジオ、新聞、雑誌など、さまざまなメディアで取り上げられました。詳細を知りたい方は、PHP研究所経営理念研究本部社会貢献部にお問い合わせください。
 TEL:075-681-8731
 メール:syakai@php.co.jp

PHP総研について教えてほしい。

PHP総研は、松下幸之助の遺志を受け継ぎ、よりよい社会の実現に向けて、研究・提言活動を行なっている研究機関です。詳しくはPHP総研のホームページをご覧ください。

松下資料館について教えてほしい。見学したい。

松下資料館は、松下幸之助の生誕100年にあたる平成6年に開設された、公益財団法人松下社会科学振興財団が運営する施設です。PHP研究所京都本部ビルの3階にございます。見学にはお申込みが必要です。詳細およびご予約は松下資料館のホームページをご確認ください。

松下真々庵について教えてほしい。見学したい。

京都・南禅寺近くにある「真々庵」は、昭和36年、松下幸之助が松下電器(現パナソニック)の社長を退き会長に就任したのを機に、昭和25年から中断していたPHPの研究活動を再開するために求めた一邸です。幸之助はここで研究を重ね、思索を深めました。東山を借景にした池泉回遊式の庭園には、随所に幸之助の感性、哲学が表現されています。
昭和55年、「松下美術苑 真々庵」として松下電器の迎賓施設となり、平成20年10月、「松下真々庵」と名称変更されました。現在、一般には非公開です。

松下幸之助について研究する研究員として働きたい。

PHP研究所では、ただいま松下幸之助研究における研究職の募集は行なっておりません。
募集を行う際には当ホームページのニュースにてお知らせいたします。

なお、総合職を含めたPHP研究所の採用情報は、PHP研究所総合サイト「PHP INTERFACE」の「採用情報」をどうぞ。