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松下幸之助発言集ベストセレクション 第2巻 経営にもダムのゆとり
目次
経営者の責任感 | 9 |
体力と知力は何歳がピークか | |
実力を自覚し、経験者を使う | |
一〇〇パーセント実力を生かす | |
実力者とそのポスト | |
宝の持ち腐れでは会社が伸びない | |
責任は自分一人にある | |
正しい経営理念を生み出す | |
どこまで徹底できるか | |
水と闘って初めて泳げる | |
ケタ違いのアメリカの富 | |
三九〇対一の実力差 | |
建国二百年にして | |
民主主義へのわれわれの錯覚 | |
権利と義務が車の両輪 | |
国旗のもとに精神統一 | |
<質疑応答> | |
事業部制をなぜ導入したか | |
事業部制で経営者が育った | |
事業とはむずかしいものではない | |
いい人ばかりは集められない | |
悩むことによって向上する | |
経営者として一つの人生観をもつ | |
ガラス張りの経営 | |
功労のある人の処遇 | |
中小企業は間口よりも奥行き | |
魅力がなければ人は集まらない | |
分に応じた人が集まる | |
志のあるところに道はひらける | |
一所懸命働いたら利益はひとりでに来る | |
技術受け入れの心がけ | |
経理は公明正大に | |
日本の税金は高すぎる | |
意見が言える空気をつくる | |
日本は管理職が多すぎる | |
人間は信仰本能をもっている | |
戦後に六百五十の新興宗教が生まれた | |
財産三分法がいちばん安全 | |
適正経営を求める努力を | 99 |
世界に遜色のない都市計画 | |
日本の経済界は富士山 | |
戦後の借金経営からの脱却を | |
外国の援助を受けて | |
自分だけの力ではない | |
適正価格の四つの観点 | |
力強い商売は適正価格から | |
“適正”を絶えず求めて | |
儲けない会社は罰せられるべき | |
過当競争と戦争 | |
みんなが儲けているアメリカ | |
深刻な人手不足 | |
<質疑応答> | |
人使いのコツは長所を見ること | |
借金嫌いは好ましい | |
なぜアメリカは発展したか | |
人間の幸福とは | |
開放経済下における経営 | 141 |
経済界が尖兵となる | |
日本の経営者は苦労が多い | |
合併、多角化で能率が上がるか | |
専門細分化して仕事を大きくする | |
一品をもって世界で勝負 | |
経営者五つの条件 | |
社会性は適正利潤の確保から | |
自己資金か借入金か | |
輸出こそ利益の確保を | |
分業すればコストが下がる | |
経済国難にどう対処するか | 175 |
開放経済への覚悟を | |
開放経済は経済国難である | |
総合多角化と専門細分化 | |
企業の社会性と利潤の追求 | |
輸出は薄口銭でもいいのか | |
真々庵の庭園について | |
PHPの研究を始めた理由 | |
<質疑応答> | |
砂糖業界の現状 | |
過当競争をみずからがつくっている | |
思案が尽きれば休養すればよい | |
破産しても自由経済を押し通す決意 | |
ケネディ大統領の名言 | |
信用膨脹を防止する | |
労働組合は生産性向上に関心を | |
相互信頼の経営 | |
経営者がまず目覚めること | |
会社の成否は社長一人の責任 | |
しみついた悪しき伝統をどうするか | |
適性ある人が衝にあたる | |
膨脹よりも安定経営を | |
政府へ力強く要望しよう | |
二頭政治はしない | |
吸収合併した会社のもっていき方 | |
“カン”にどの程度ウエートをおくか | |
民度に適合した教育を | |
ドイツ人の合理的発想 | |
文部省の管轄外の大学をつくる | |
遅れている日本の大学 | |
多角経営を評価しすぎる | |
安易な多角経営は一種の罪悪 | |
専門メーカーに徹する | |
創業から十三年間は無我夢中 | |
宗教活動の隆盛を見てヒントを得る | |
ダム経営論 | 261 |
うらやましいドイツの経営事情 | |
十三年前のフランクフルト | |
わが国は再検討期を迎えている | |
倒産に見る異常性 | |
経営者の責任が追及される時代 | |
世界的変動が起こりつつある | |
三十年間も値段の変わらない乾電池 | |
“ダム経営”を提唱する | |
歩積みをしておいた話 | |
忙しくして利益が少ない理由 | |
“適正経営”は実力相応の経営 | |
適正でない経営は利潤が低下する | |
専門経営で世界の檜舞台ヘ | |
労使の結合によって企業の繁栄を | |
社会の発展と物価騰貴 | |
消費者と生産者は裏腹のもの | |
電子計算機と報告書の廃止 | |
ムダを排して生産性を高めよう | |
たゆまず経済速度で | |
索 引 | 314 |