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著作から見た松下幸之助の世界

松下幸之助発言集ベストセレクション 第6巻 一人の知恵より十人の知恵

松下幸之助発言集ベストセレクション 第6巻 一人の知恵より十人の知恵    
平成8年
PHP研究所 刊
文庫判
288ページ

 

『松下幸之助発言集』 全45巻から厳選された普及版。(全10巻)
第6巻では、松下電器の経営方針発表会など、社内向けに行われた講話の中から、昭和36年から53年にかけての、「文殊の知恵が出る経営」ほか6編を収録。

 

PHP Interface PHP研究所

目次

文殊の知恵が出る経営9
合わない健康法は体をこわす
ときには気分一新が必要
将来の光明を見いだす
人間は気分の動物
心の動きをつかむ
人間関係で職場の雰囲気は決まる
環境と働く喜び
悩みの原因を取り除く
重電機部門に進出する気運
ロケットの打ち上げもできる
明るい光明がさしている
天下を取るような知恵才覚
なすべきことをなすべきときにする
英国の衰微
進歩を否定すると行きづまる
武士道の精神を経営に
伸びる力をどう生かすか
個人的意欲で命令してはいけない
ワンマンの弊害
やはり一人の力よりも十人の力
熱意から生まれる経営57
株価が低迷している
増資資金が集まらない
経済国難には一致団結して
予算がないから待ってほしい
必要なら借金してでもやるのが商売
予算は内輪の心づもり
薄氷を踏むがごとき経済膨脹
販売制度の切り替えに取り組む
小売店も経営安定を
“率先して制度を生かしてください”
一品たりとも不良品を出さない
三とおりの社主通達
厳しい責任の追及
不良品の恐ろしさを知る会社
仕入先は事業部長が決めよ
経営者として適材であるかどうか
本業に全身全霊を打ちこむ喜びを
熱意のあまり生まれる制度
自分のつくった物は自分で売る
足りないものは他から求める
お得意先大事の心に徹して109
溌剌とした北海道店会の皆さん
“やろう”という気分が盛り上がる
熱心なメガネ屋さん
商売を離れた行き方に打たれる
新制度の成功のカギは……
商売のじゃまをしていないか
姿勢を正し、本来の商売を
五年後に賃金をアメリカに近づけたい127
一陽来復の兆し
内外とも力強い競争が起こってくる
認められてきたわが社の主義主張
経営理念は世界の超一流
海外工場でも模範的な経営
世間は常に正しい
業界の安定勢力の地位を保ちつつ
人知が進めば物価は下がるもの
松下電器再出発のとき
追及があって初めてものが生まれる
よき追及者であれ
五年先に欧州を抜く賃金に
世間の評価を裏切ってはいけない
経営が好きかどうか165
体験を他人に伝える研修会
充実したい経営者としての内容
経営のコツを悟る
立派な経営者のもとには人材が育つ
コツをつかむには好きになれ
経営に生きがいを
レジャーの中からもヒントをつかむ
遊びに堕す人、生かす人
商売好きな人だけが生き残る
頼む心、拝む心根
ほんとうの名経営者とは
“新生松下”の意識革命を195
体は老化しても精神は青春
大勢に順応して信念を確立する
技術についての通訳が必要
自主独立経営をさらに進めるために
再出発して新生松下をつくる
一分の遅れは失敗者になる
エジソン像に何を感じるか
名口入、五代五兵衛翁の教え
見ぬく目、判断するカン
常にプ口としての自覚に立つ
立派な製品つくりを追求する
技術、知識、カンが必要
同僚と経験、知識を分かちあう
衆知が反発しあう時代
一人の目覚めは全員の目覚め
天来の声『人間を考える』
海綿の頭で集中する
<質疑応答>
新事業部制度が技術者に与える影響
新事業部制度における研究所
松下電器の本年の発展
松下工学院の使命を再検討する
生産技術研究所の活用
皆さん、六十年間ありがとう259
入院中に三回転ぶ
文句を言うのが当たり前
六十年間に三度の難局
一糸乱れぬ活動の成果
昼夜兼行の陣頭指揮
月賦販売会社を設立する
やれると信じたならば必ずできる
六十年間、どうもありがとう
索 引283

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