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損して得取れ――真の商売、真の経営とは〈9〉

 私ども子どもの時分によく親方から教えられたのは、商売人というものは、“損して得取れ”ということです。これは少し旧式な話でありますけれども、損して得取れ

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指導者としての織田信長――真の商売、真の経営とは〈8〉

 たとえば織田信長という人は、ずいぶんワンマン的な大将だったようですが、その信長でも、やはりつねに軍議なり評定というものをやっています。桶狭間の合戦のような非常の場合でも、結果

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商売の何たるかを解するには――真の商売、真の経営とは〈7〉

 日本中には商売をしている人はたくさんいますが、大部分は小売屋さんという立場の人で、大会社というのはごくわずかです。だから、日本人全体の姿を知ろうと思ったら、こういう立場の方が

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人皆党あり――真の商売、真の経営とは〈6〉

 有名な聖徳太子の十七条憲法の一節に“人皆党(たむら)あり”ということばがある。つまり、人が集まれば、そこにおのずからグループとか党派が生まれてくる、そ

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最初の手引きを――真の商売、真の経営とは〈5〉

 どうしても手を引かなくてはならない。手を引いてそして導いていく。ある程度育ったら、今度は手を引かない。今度はぼくが先に行くから、きみついてこいよという状態である。そうすれば、

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リーダーとしての「徳」――真の商売、真の経営とは〈4〉

 ぼくが徳ということでまず思い浮かべるのは、終戦直後の昭和天皇陛下とマッカーサー元帥との会見ですね。マッカーサー元帥は最初、往々にして敗戦国のリーダーがそうであるように、日本の

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資源は無限である――真の商売、真の経営とは〈3〉

 たとえば、会社の経営でも、“この事業はだんだん衰退していくだろう”と考えてやっていたのでは、出るべき知恵も出なくなってしまうでしょう。やはり&rdqu

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経営学は教えられても......――真の商売、真の経営とは〈2〉

 大事を決定せなならん場合にこうしたらええということを実際に知る人が日本に何人おるかというと、まずないと思うてええやろう。どんな政治学者でも、政治学という学問は知ってるけども、

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衆知の集め方――真の商売、真の経営とは〈1〉

 経済界の不況の中にあって、着実に業績を伸ばしておられる経営者の人がある。ところが少しもそれを誇らない。「ありがたいことですが、あまりうまくいきすぎて、自分でも恐ろしい」といわ