経営

組織が大きくなればなるほど......――真の商売、真の経営とは〈19〉

 日本人の国民感情というものは、組織が大きくなるほど極端に能率があげにくい状態になってきます。なかでもいちばん能率のあがらないのはお役所ではないでしょうか。お役所の人は働かない

仕事

侠客に学ぶ――仕事において大切なこと〈19〉

 昔の日本には侠客(きょうかく)というのがいました。この侠客というものの特徴を分析して、いろんな点が十あるとすると、そのうち三つの点ぐらいについては、今日のわれわれの人生にとり

人間観

礼の精神――人間とはなにか〈19〉

 いろいろさまざまなものによってお互い人間の共同生活が成り立ち、自分みずからも生かされていることを正しく知るとき、それらいっさいのものに対しておのずと感謝とか報恩の念がわき、こ

人生

いかに金があっても――いまを生きる、これからを生きる〈19〉

 いかに金(かね)がありましても、その金を金としてほんとうに世の中のため、自分のため、また周囲のために生かす心の高まりとでも申しますか、人間としての高まりというものがなくしては

国家

神は人間の先祖――これからの日本人へ〈19〉

 八百万(やおよろず)の神々、いいかえれば日本の神々はすなわち、人間であり、日本人の先祖であると考えられます。ですから、八百万の神々が天照大神を中心に衆議によって物事を行なって

経営

頭回らなければ尾も回らん――真の商売、真の経営とは〈18〉

 昔の日本に「頭(かしら)回らなければ尾も回らん」という言葉があるんですよ。だから百人の人を緊張させて、大いに成果をあげようと思えば、あなたの活動をはたの人が見て“

仕事

何のために働くのか――仕事において大切なこと〈18〉

 現在のわが国においては、若い人々は、いったい何のために自分たちは働くのか、どういう働きをしていけばよいのか、といったことが究極的な意味においてよく分からないため、とかく働きが

人間観

人間の自衛力――人間とはなにか〈18〉

 われわれ人間にはどのような自衛力が備わっているかというと、他の動物には見られない知恵才覚というものが与えられている。この知恵才覚によって、人は身を守る手段を考え、またよりよい

人生

剣術と度胸――いまを生きる、これからを生きる〈18〉

 剣術を習ったら、必ず勝つと思うたら間違いや。度胸のないやつは、ほんとうの剣を持ってやったらもうぼろぼろにされてしまう。度胸の据わった人間と勝負すれば負けてしまうわけや。そやか

国家

国の大手術を――これからの日本人へ〈18〉

 国の病患というものを根本的にえぐり出す大手術をしなくてはいけない。まかりまちがえば片足を失うほどの大手術をして、病根を摘出する必要がある。大手術というものは、いろんな点におい

経営

お客に足を向けて寝ない――真の商売、真の経営とは〈17〉

 昔の商売人は「お客様の家の方には足を向けて寝ない」というほどの感謝の気持ちでお客に接したといわれる。そういうものがおのずとお客にもつたわり、そこにその店に対する“

仕事

きわめて平凡に――仕事において大切なこと〈17〉

 何か事をむずかしく考えますと、そこにいろいろ議論が出てきたり、方策が出てきたりしまして、ある場合には策に倒れるようなこともあります。みずから立てた策にみずから倒れるようなこと