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お祭りの意義――これからの日本人へ〈17〉

 日本人は、神仏やきわめてすぐれた人びとを神社仏閣にまつり機会あるごとにこれに詣でる、あるいは春夏秋冬それぞれにお祭りをするなどという風習をつちかい保ち続けてきました。そういっ

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日本人の素質――これからの日本人へ〈16〉

 われわれ日本人は立派な国民であるという誇りをもたなければならない。どういうものでも外国のものを取り入れて、それを消化し、日本化して、より立派なものにしあげる、そういう力をわれ

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玉を抱いて罪あり――これからの日本人へ〈15〉

 “玉を抱いて罪あり”ということばもありますが、個人でも、それを生かすことのできない人が、他人から高価なものをもらっても、かえって災いを招き、不幸に陥る

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片手に仕事、片手に政治――これからの日本人へ〈14〉

 今までのように、政治は政治家にまかせておけばいいのだと考えたり、自分の企業を中心とした立場から、政府に「ああしてほしい、こうしてほしい」と要望することはもういけませんね。片手

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"文武両道"は"武文両道"ではない――これからの日本人へ〈13〉

 文武両道ということばをみてみますと、“文・武”であって、“武・文”ではありません。つまり主となるのは文であって、武はそれを守る

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国民総和の精神を――これからの日本人へ〈12〉

 やはり、国民総和の精神を盛り上げないといかんですね。つまり今、不信感に満ち満ちているでしょう。総和というものがない。だから衆知がバラバラです。ですから、衆知を集めていかねばい

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徳の政治――これからの日本人へ〈11〉

 天皇家の祖先というものは、大昔には小集落の長であったと思うのです。それが長い時代をへて、代を重ね、中集落の長から、大集落の長へとなり、最後に日本を統一し、一つの国家としての基

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自分を愛するごとく住む世界を愛する――これからの日本人へ〈10〉

 人間は、だれでも自分を愛さない者はないわけです。それと同じように、自分がかわいければ自分の住む町がやはりかわいい、さらに進んでは自分の住む国がかわいい、ということに通じる考え

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教育がゆきとどいた国とは――これからの日本人へ〈9〉

 ある教育家が、この国ほど教育のゆきとどいている国はどこにもないと話されていましたが、なるほど、わが国に自分の姓名を書くことのできない人はほとんどいないといってよいくらいであり

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各地方が独立国家であれば――これからの日本人へ〈8〉

 考えてみるに、北海道に限らず、東北地方にしても、あるいは四国や九州にしても、それらの地域がそれぞれ独立国家であるならば、その国家経営というものには、現在とはまた違ったかたちに

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外国へ行く資格――これからの日本人へ〈7〉

 「私どもの国日本はダメです。いいものは何一つありません。私ども日本人もまことに頼りない国民です。信用したらいけません」というようなことが、不用意にも口をついて出るというような

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台風は日本の宿命――これからの日本人へ〈6〉

 何百年、何千年の昔からそうであったであろうように、これからも年々いくつかの台風が日本を襲うことはずっと続くにちがいない。それはいわば、日本人としての宿命のようなものであろう。