松下幸之助用語

融通無碍(ゆうづうむげ)

 

用語解説

 松下幸之助は、“素直な心”の働きの一つを“融通無碍”という言葉で説明することがあった。融通無碍とは、「五条の橋のうえで、弁慶が長刀を振り下ろすと、牛若丸はヒラリヒラリと身をかわしつつ、スキを見つけてピシャリと一撃、見事に降参させた。この牛若丸の身のこなしのようなものだ」という。つまり、一つの見方考え方にとらわれるのではなく、自由自在にものを見、考え方を変え、よりよく対処していく。

 

 「流れる水は、いかなる障害物に出会おうとも少しも苦にせず、サラリと回って流れ続けます」

 

 素直な心をもてば、これと同様、どんな困難に直面しても融通無碍に対処して、自らの歩みをスムーズに進めていくことができるという。