「松下幸之助経営塾」を修了されますと、卒塾生として修了期（クラス）をこえたネットワーク組織「同志会」へ参加いただけるようになります。
現在は、定期的に年に２回程度の一泊研修・交流会を開催しており、多くの卒塾生の皆様が参加され、新しい交流もますます盛んになっています。
また、受講生同士が自然発生的にお互いの会社を訪問・見学会などを実施されるケースも多く、本物の交流は「同志会」から始まると言っても過言ではありません。
松下幸之助経営塾 同志会通信
第十五回
十月二十五日、二十六日、卒塾生が交流する「同志会」の第十五回が、新たに第十七期生を迎え、京都本部で開催されました。テーマは「人を大切にする経営～個と組織が共に成長するために」。初日は京セラ元会長の伊藤謙介氏による特別講話「魂の転移～理念の継承」があり、あらためて経営理念の重要性を学びました。続いて、卒塾生代表者二名が経営実践を発表し、〝同志〟から大きなエールが送られました。
二日目の午前はまず、ダンシング・アインシュタイン代表・青砥瑞人氏の特別講話「脳神経科学からみた成功する経営者の条件 メタ認知」。松下幸之助の説く「自己観照」の有用性を科学的に教えてくれる圧巻のプレゼンに、進行役のＰＨＰ理念経営研究センター代表の渡邊祐介ほか、卒塾生たちも大きな衝撃を受けました。
松下幸之助を脳科学で読み解く圧巻のプレゼンで会場を盛り上げた青砥瑞人氏（最前列中央）を囲んで
午後は、ＰＨＰゼミナール講師の倉田きたみ氏による演習「個と組織の成長を促進するための『２時間で学ぶコーチング入門』」。多くの経営者が苦手とする「傾聴」や「受容」の重要性を、実際に相手とコミュニケーションを交わす実践を通して学習し、最後はおおいに盛り上がった同志会となりました。
※第十六回は2020年4月24日（金）、25日（土）に開催予定です。
◆『衆知』2020.1-2より
