「松下幸之助経営塾」を修了されますと、卒塾生として修了期(クラス)をこえたネットワーク組織「同志会」へ参加いただけるようになります。
現在は、定期的に年に2回程度の一泊研修・交流会を開催しており、多くの卒塾生の皆様が参加され、新しい交流もますます盛んになっています。
また、受講生同士が自然発生的にお互いの会社を訪問・見学会などを実施されるケースも多く、本物の交流は「同志会」から始まると言っても過言ではありません。
松下幸之助経営塾 同志会通信
第十八回 オンラインで開催
四月二十三日、二十四日、卒塾生対象の「同志会」の第十八回が、予定の京都会場がまん延防止等重点措置区域に指定されたため、「人間大事の経営」をテーマにオンラインで開催。新たに第十九期と第二十期の卒塾生を迎えました。
初日は、お好み焼き店を展開する千房ホールディングス会長の中井政嗣氏が「丁稚奉公から働いてきて、いま思うこと」と題した特別講話。元受刑者の雇用でも知られる同社の、多様な人材を受け入れて育てる風土は、中井氏の人徳によって確立されていることを痛感しました。また、卒塾生二名による「同志発表」があり、志の大切さを再確認しました。
二日目の午前は、日本レーザー会長の近藤宣之氏による特別講話「人を活かす経営~日本レーザーにおける全員経営の実践~」。社員を大切にする〝ホワイト企業〟として有名な同社が、財務面でも黒字を出し続けている強さの秘密が披露されました。午後は、渡邊主幹講師の講話「松下幸之助の志の〝原点〟~懐かしの映像から~」に続き、参加者同士のグループワーク。遠隔の対話でも話題は尽きませんでした。
対面開催は見送ったものの多くの卒塾生にご参加いただいたオンライン同志会