「松下幸之助経営塾」を修了されますと、卒塾生として修了期(クラス)をこえたネットワーク組織「同志会」へ参加いただけるようになります。
現在は、定期的に年に2回程度の一泊研修・交流会を開催しており、多くの卒塾生の皆様が参加され、新しい交流もますます盛んになっています。また、受講生同士が自然発生的にお互いの会社を訪問・見学会などを実施されるケースも多く、本物の交流は「同志会」から始まると言っても過言ではありません。
松下幸之助経営塾 同志会通信
四月二十五、二十六日、卒塾生の方々に期を超えて交流していただく「PHP松下幸之助経営塾第四回同志会」が、京都市下京区の渉成園(しょうせいえん)(枳殻邸〈きこくてい〉)で開催。今回は新たに、第四期生と第五期生が加わりました。
初日は、各期の紹介のあと、経営学の大家である日本総合研究所会長の野田一夫氏に、「人間主義にもとづく経営」と題した特別講話をしていただきました。実業界に顔の広い野田氏らしく、多くの経営者にまつわるエピソードやドラッカーとの交流に関することなど、興味深い内容が満載。充実した講話の時間となりました。
二日目は、午前中に「人材育成上の課題」をテーマにグループ討論が行われ、活発な議論が交わされました。午後は、一九三九年築の旧松下幸之助邸で、現在は大阪府枚方市のパナソニック研修施設内に移築されている光雲荘を見学。松下の自宅での生活ぶりまで話題が及びました。