「松下幸之助経営塾」を修了されますと、卒塾生として修了期(クラス)をこえたネットワーク組織「同志会」へ参加いただけるようになります。
現在は、定期的に年に2回程度の一泊研修・交流会を開催しており、多くの卒塾生の皆様が参加され、新しい交流もますます盛んになっています。
また、受講生同士が自然発生的にお互いの会社を訪問・見学会などを実施されるケースも多く、本物の交流は「同志会」から始まると言っても過言ではありません。
松下幸之助経営塾 同志会通信
テーマ:経営理念の継承
四月二十三日、卒塾生が期を超えて交流する「同志会」が、新たに十期卒塾生を迎え、弊社京都本社で開かれました。テーマは「経営理念の継承」。
目玉企画の特別パネルディスカッションでは、松下電器産業(現パナソニック)元社長で現在は同社特別顧問の谷井昭雄氏、松下幸之助に関する著作もある神戸大学名誉教授・甲南大学特別客員教授の加護野忠男氏をパネリストに迎え、弊社専務で当塾講師の佐藤悌二郎も加わって、活発な議論が交わされました。特に谷井氏の生々しい経験談や加護野氏の鋭い学問的知見などが卒塾生の関心を引きました。
続いて、卒塾生がグループに分かれてディスカッションを行ない、理念継承に関する具体的な問題を話し合いました。
最後は懇親会。谷井・加護野両氏も加わって、おおいに盛り上がりました。各参加者が、卒塾時に表明した「五年後の自分に向けたメッセージ」を振り返り、お酒が入りながらも志を再確認した同志会となりました。
ついに10期の卒塾生が誕生し、交流の輪が広がる
◆『衆知』2016.7-8より