がんこフードサービス会長の小嶋淳司氏が特別講師として登壇～第16期第4回

「松下幸之助経営塾」は、経営者を対象にした松下幸之助の経営哲学を学ぶための公開セミナーです。2018年8月に開催された同塾の研修風景の一端をご紹介します。

【塾生通信　日に新た】松下幸之助経営塾第16期第4回

自己成長への学びとは

八月十七日、十八日、「すべてに学ぶ～万物万人皆わが師」というテーマで、第十六期の後半初回となる第四回が開催されました。
初日は、塾生の課題発表「前半三回までの学びと実践」からスタート。パナソニックロジスティクス元社長で当塾アドバイザーの松村二郎氏から、「まだ自分自身に対して甘いところがある」と厳しいコメントがあり、塾生はあらためて気を引き締めました。

次に、弊社京都本部と同じＰＨＰビル内にある松下資料館を見学。遠藤紀夫館長による説明を聞いたあと、松下幸之助に関する数多くの映像や音声などに触れ、松下の使命感の大きさや志の高さを感じることができました。

二日目の午前はグループ討議に続き、当塾主幹講師で弊社専務の佐藤悌二郎による講義「すべてに学ぶことの大切さ」。そして午後は、がんこフードサービス会長の小嶋淳司氏が登壇し、「がんこの起業と経営から」というテーマで特別講話をしました。
小嶋氏は、商売をしながら通っていた同志社大学の学食で、ある日、真向かいに座る著名な憲法学の教授から「学問は理念だよ。理念がなかったら学問になりませんよ」と教えられたことがいつまでも心に残っていると述べた上で、商売も学問と同じく理念や志が大切であることを訴えました。志を持って地道に信用を積み重ねればきっと道は拓かれるという話に、塾生はみな、真剣に聞き入っていました。

最後は、経営者として自己成長するため何をどのように学ぶべきか、グループ討議を行ない、松村アドバイザーが総括。塾生それぞれに、今後の課題が見えてきた二日間となりました。