松下幸之助経営塾」は、経営者を対象にした松下幸之助の経営哲学を学ぶための公開セミナーです。2019年2月に開催された同塾の研修風景の一端をご紹介します。

 

【塾生通信 日に新た】松下幸之助経営塾 第18期 第1回

理念を自分なりに解釈して実践

二月十五日、十六日、第十八期の第一回が、「志を立てる~経営理念の確立と浸透」というテーマで開催されました。

塾生の自己紹介に続き、塾長の松下正幸が開講のあいさつ。塾生に対して「経営のノウハウも大事だが、何のために経営をするのかという基本の修得を目指してほしい」と述べました。

 

その後、第十八期から当塾主幹講師を務める弊社経営理念研究本部・本部次長の渡邊祐介が、「松下幸之助 志の軌跡」というテーマで最初の講義をしました。

 

二日目はまず、塾生による前日の振り返りを受け、同じく第十八期からアドバイザーに着任したパナソニックエクセルスタッフ元社長の松本潤氏が、松下幸之助の言葉などを紹介しながら、これから六回にわたって学習していく上での基本的な心得を説きました。次いで、渡邊主幹講師が講義「松下幸之助の経営理念について」を行ないました。

 

午後からは、かつて松下電器産業(現パナソニック)副社長やWOWOW社長として活躍し、ぴあ社外取締役を務める佐久間曻二氏の特別講話「松下幸之助創業者に学び、WOWOWの再建に生かす」。
佐久間氏はまだ平社員であった二十七歳の頃、初めて面会した当時社長の松下から自分の意見を認めてもらって感激し、またドイツに駐在していた三十七歳の時、当時会長の松下から、経営理念を自分なりに解釈して実践することの重要性を教わったというエピソードを披露。後年、巨額の累積赤字に苦しむWOWOWの経営再建を託された際は、松下の教えをもとに経営改革のシナリオを構築し、同社の官僚的体質と闘いながら三年で黒字化に成功した話も併せてなされ、塾生は、経営者に強い信念があれば部下の意識も変わることを学びました。

 

最後は経営の目的に関するグループ討議。活発な意見交換のあと松本アドバイザーが議論を総括し、充実した第一回となりました。

 

経営セミナー 松下幸之助経営塾

 

◆『衆知』2019.5-6より

衆知2019.5-6

 

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