「松下幸之助経営塾」は、経営者を対象にした松下幸之助の経営哲学を学ぶための公開セミナーです。2021年5月に開催された同塾の研修風景の一端をご紹介します。
【塾生通信 日に新た】松下幸之助経営塾 第21期 第5回
最終回発表に向けて準備
五月十四日、十五日、第二十一期の第五回が、会場のある京都府に緊急事態宣言発令中のため、オンラインで開かれました。テーマは「経営を革新する~日に新た~」。
初日はまず、塾生の課題発表「私の志を述べる」。これは、次の最終回の成果発表の予行演習でもあり、パナソニックロジスティクス元社長で当塾アドバイザーの松村二郎氏がコメンテーターを務めました。次いで、渡邊主幹講師が「革新と決断」をテーマに講義をしました。
「革新と決断」の重要性を学びました
二日目は、午前に前日の振り返りをした後、午後に、松下電器産業元社長でパナソニック客員の谷井昭雄氏による特別講話「松下創業者から教えられた有事の経営について」。ビデオ事業の赤字脱却に向けて苦労した時代を振り返りつつ、現在のような有事ではあれもこれも手を出さず、絞り込むことの大切さを説きました。
また、弊社人材開発企画部長で当塾ファシリテーターの的場正晃が、塾生の成果発表に向けたプレゼンテーションの演習を、「人の心に伝わる志」と題して行ない、充実した二日間の日程を終えました。