松下幸之助経営塾」は、経営者を対象にした松下幸之助の経営哲学を学ぶための公開セミナーです。2014年7月に開催された同塾の研修風景の一端をご紹介します。

 

【塾生通信 日に新た】松下幸之助塾第7期第3回

テーマ:人を活かす~人心の妙と人材育成

六月二十日、二十一日に、第七期の第三回が、「人を活かす~人心の妙と人材育成~」というテーマで開催されました。
初日は塾生の課題発表「経営理念確立の背景と実践内容」からスタート。苦労した創業時のこと、あるいは後継者であれば先代からの聞き取りを披露し、理念の重みを再認識しました。
 
次いで、弊社常務・佐藤悌二郎の講義「松下幸之助の人間観」、そして、「経営者が持つべき人間観とは」と題した全体討議が行われました。松下幸之助の著書『人間を考える』を手がかりに、塾生のあいだで活発な議論が交わされました。
 
二日目の午前は、弊社研究部長・渡邊祐介の講義「松下幸之助の人の育て方・活かし方」のあと、弊社主席研究員・川上恒雄の解説で、松下幸之助の薫陶を受けた旧松下電器OBによる講話をビデオで視聴。松下の人づくりに対する真剣さが塾生の皆様にも伝わったようでした。
 
午後は、大戸屋ホールディングス会長の三森久実氏による特別講話。一見むずかしい海外展開も、常に志を強く持ち続けるところから具体的な打開策が見えてくることを強調される一方、朝会をきちんと行なっている店舗は業績がいいことなどもお話しくださいました。
最後は人材育成に関するグループディスカッションと発表。充実のうちに第三回は終了しました。
 
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