松下幸之助経営塾」は、経営者を対象にした松下幸之助の経営哲学を学ぶための公開セミナーです。2015年9月に開催された同塾の研修風景の一端をご紹介します。

 

【塾生通信 日に新た】松下幸之助経営塾第7期第4回

テーマ:すべてに学ぶ~万物万人皆わが師

八月二十二日、二十三日に、第七期の第四回が、「すべてに学ぶ~万物万人皆わが師~」というテーマで開催されました。
 
初日は塾生の課題発表「わが社の人財育成〇カ条」からスタート。育成の方針として一〇カ条あげた塾生から、絞りに絞って一カ条という塾生までいて、それぞれが互いの違いを認識することで大きな学びを得た発表となりました。
 
午後は、弊社京都本部と同じPHPビル内にある松下資料館を見学。遠藤紀夫館長による説明を聞いたあと、松下幸之助に関する映像や音声などに触れ、松下の志の高さをあらためて感じることができました。
 
二日目の午前は、特別講師として伊那食品工業会長の塚越寛氏が登壇。同社の社是「いい会社をつくりましょう~たくましくそして やさしく~」には、きちんと利益をあげる(「たくましく」)だけでなく、顧客から仕入れ先、社員まであらゆる人に思いやりを持つ(「やさしく」)という意味が込められていると述べられる一方、塾生には古典を読むことの大切さを説かれました。現在は社外での講演をされていないという塚越氏が塾生のために特別に話をしてくださったこともあり、塾生から質問が活発に出て、充実した特別講話の時間となりました。
 
午後は、弊社常務・佐藤悌二郎の講義「すべてに学ぶことの大切さ」、そして講義をふまえたグループディスカッションが行われ、学びの姿勢を再確認しました。
 
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