松下幸之助用語

雨が降れば傘をさす

 

用語解説

 松下幸之助は、会社経営の秘訣についてよく質問された。そんなとき、「雨が降ったら、あなたならどうするか」と逆に質問したという。答えは、当然「傘をさす」である。このごく当たり前の行動に発展の秘訣、商売のコツ、経営のコツがあるというのだ。

 つまり、商品は適正な利益が得られる価格で販売する、売ったものの代金はきちんと集金する、売れないときにはムリをせずに一休みする。雨が降れば傘をさすような、こうしたごく当たり前のことを着実に実践していくところに発展の秘訣があるというわけだ。ところが、こと経営、商売となると、とかく私心にとらわれて、傘もささずに歩き出すようなことをしがちなのである。