松下幸之助の発意によって始まったPHP活動、その活動機関誌『PHP』の裏表紙に、松下はみずからの思うところ、考えるところを綴っていました。
その連載をまとめて、昭和43年(1968)に書籍化したのが、現在累計部数480万部(2011年6月10日時点)を超えるロングセラー『道をひらく』です。本書を電子書籍化したところ、ことのほか好評で多くの方々にご購入いただいております。今回はこの『道をひらく』をはじめとする、「松下幸之助の電子書籍」についてご紹介します。
(2011.6.10更新)
詳細
PHPとは、Peace and Happiness through Prosperityという英語の頭文字をとったもので、“繁栄によって平和と幸福を”という意味のことばです。これは、物心ともの豊かな繁栄を実現していくことによって真の平和と幸福をもたらそう、そのための方策を多くの人の知恵を集めて研究・実践していこう、という私たちPHPグループの願いを表わしており、月刊誌『PHP』は、こうした考え方を広く世に伝えていくための機関誌です。
この『PHP』誌の裏表紙の連載から生まれた『道をひらく』。本書を、日々多忙なビジネスパーソンはもとより、ケータイ、モバイル端末に慣れ親しんでいる中高生、若い世代、お母さん世代にも、ぜひとも読んでいただきたいという願いから、昨年、電子書籍化しました。一編が短く、読みやすいこともあるためか、隙間時間を有効に使いたいというデジタルユーザーから好評を得て、既にiPhoneでは1万人以上の方にご購読いただいております。
松下幸之助の著述作については、全点電子書籍化の方向で制作中(2011年6月10日時点)ですが、『道をひらく』以外にも計30点が、既に電子書籍版として発刊されています。(現在はすべて電子化済み)
PHP INTERFACEの各書誌ページより、ご購入いただけます。