正しいことが通らない――真の商売、真の経営とは〈20〉 世の中というものは一面ふしぎなもので、自分はこうするのが正しいと考えてやったことでも、それがそのまま受け入れられるとは限らない。別にそれが自分のひとりよがりではなく、だれもが正しいと認めたようなことでも、さてそれが実際の面になってみると、正しいことが通らなくなる。そういう場合もある。まことにふしぎなものである。 『人を活かす経営』(1979) tweet