文武両道ということばをみてみますと、“文・武”であって、“武・文”ではありません。つまり主となるのは文であって、武はそれを守るものだといえましょう。そのように、文を主におき、武を従とするというところに日本の伝統があり、それが文武ということばにあらわれているのだと考えられます。
『日本と日本人について』(1982)
文武両道ということばをみてみますと、“文・武”であって、“武・文”ではありません。つまり主となるのは文であって、武はそれを守るものだといえましょう。そのように、文を主におき、武を従とするというところに日本の伝統があり、それが文武ということばにあらわれているのだと考えられます。
『日本と日本人について』(1982)