「松下幸之助経営塾」を修了されますと、卒塾生として修了期(クラス)をこえたネットワーク組織「同志会」へ参加いただけるようになります。
現在は、定期的に年に2回程度の一泊研修・交流会を開催しており、多くの卒塾生の皆様が参加され、新しい交流もますます盛んになっています。
また、受講生同士が自然発生的にお互いの会社を訪問・見学会などを実施されるケースも多く、本物の交流は「同志会」から始まると言っても過言ではありません。
松下幸之助経営塾 同志会通信
第十九回 経営と商売の王道とは
十月二十二日、二十三日、卒塾生が交流する「同志会」の第十九回が、新たに第二十一期生を迎えて京都本部で開催。卒塾生の一部は、オンライン方式で参加しました。テーマは「経営と商売の王道とは~志の原点に立ち返る~」。
初日は、プロ野球の広島東洋カープ前監督の緒方孝市氏が特別講話「カープ三連覇を支えた『経営理念』」を行ないました。松下の言葉をノートにメモして、試合や練習に臨んでいたという話が印象的でした。続いて、第八期生で春野コーポレーション社長の鳥居英剛氏が、同社の飛躍的発展に関する発表を行ないました。
二日目は、川上の講義「松下幸之助が大切にした経営の原点」に続き、サイボウズ社長の青野慶久氏による特別講話「チームワークあふれる社会を創る」。社員の多様な働き方で知られる同社では、その多様性を相互に尊重するチームワークが重視されていることや、青野氏自身が経営の苦しい時に松下の言葉に出合って救われたというエピソードなどが披露されました。
コロナ感染拡大後、初めて懇親会も開催され、互いの交流が深まった同志会となりました。