Q164:幸之助の以下のエピソードで当てはまるものは?

かつて松下電器では、毎年5月5日に創業記念式典を開いていました。昭和38(1963)年は、松下幸之助がアメリカに出向いて開催していますが、この時は何があったのでしょうか?

(1)アメリカ松下電器の設立

(2)松下電器貿易がアメリカに事務所を開設

(3)『タイム』誌がパーティーを開催

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解答&解説コラム

(3)が正解です。

 昭和37(1962)年2月23日、松下幸之助を表紙とする『タイム』誌が発刊されました。記事は松下電器を大きく取り上げ、その発展ぶりを紹介しています。

 翌38(1963)年5月6日、それまで『タイム』誌の表紙を飾った人々を世界中から招待して、タイム社創業40周年記念パーティーが開かれました。ニューヨークのウォルドルフ・アストリア・ホテルで、8時間にわたって約2,000人が参加する大規模なものであり、「世紀のパーティー」と呼ばれています。

 日本から唯一参加することになった幸之助夫妻は、4月30日に日本をたち、滞在先のニューヨーク・プラザホテルで、5月5日、創業記念式典を開きました。パーティーへの参加を翌日に控え、同行した少人数と現地関係者だけの小さな式典となりました。

 20日間のアメリカ滞在中、思いのほか日本が高く評価されていることに関心をもった幸之助は、帰国して後、「アメリカと日本の比較研究をしたいと、情熱が湧いてまいりました」と述べました。この年は、7月から8月にかけてと、9月とそれぞれ2週間ほどアメリカを訪問しており、パーティーの参加と合わせて1年間に3回渡米しています。