松下幸之助用語
商売は真剣勝負
用語解説
勝負は時の運。勝つときもあれば、負けるときもあるとよくいわれる。しかし松下幸之助は、こと商売においてはそんなことは許されないという。
「商売は真剣なものである。真剣勝負で、首を撥ねたり撥ねられたりしているうちに勝つということはあり得ない。それと同じで、商売は、時によって損もし得もするが、それを繰り返しているうちに成功するものだと考えるのは根本的に間違っている。商売がうまくいかないのは、時勢でも運でも何でもない。その経営の進め方に当を得ていないところがあるからだと考えなければならない」と語っている。
真剣勝負は一度負ければ、たちまち首が飛ぶ。まさに真剣勝負の気迫ある言葉だ。