松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。
今回は、ネガティブ思考から抜け出せないときにオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。
『人生心得帖』
生きがいとは、 成功とは、 運命とは。松下幸之助が、 自らの体験を通じて語る人生哲学。「心得帖」シリーズの第4弾。
わたしのオススメ理由
松下幸之助の柔らかな発想に気づかされる
立場や環境は異なれど、人は悩む生き物だ。だが、「人間には本来、悩みなどない」と松下幸之助は言う。「本来ないものがあるのは、自分がとらわれた見方をしているからだ」と。納得するものの、なかなか難しい。迷ったときに本書を開き、様々な言葉に触れてみると、松下幸之助の柔らかな発想に改めて気づかされる。(片岡 美枝)
『物の見方 考え方』
豊富な体験の中からつづる処世の秘訣。今日を生きぬく人に勇気を与え、明日の発展を願う人々に指針を示す。
わたしのオススメ理由
思考が後ろ向きになってしまうときに、読んでほしい一冊
物事にはすべてプラスの面とマイナスの面がありますが、行き詰ったときなどは、どうしても思考は後ろ向きになってしまうもの。そんなときにこそ、ぜひ読んでほしい一冊です。本来、苦労や悩みなどはなく、自分が何かにとらわれた考え方をしているのだ、と読むたびに新鮮に目を開かせてくれます。(浅田 菜美子)
『若さに贈る』
若さを大事にして欲しい。人生経験をもとに、若い人々に、ものの考え方・生き方を説く。
わたしのオススメ理由
思考がSTOPしたときに、活を入れ心を元気にしてくれる一冊
こうしなければ、そうしなければと気持ちが焦るばかりで思うように物事が進まないとき、悲観的に考えることで、思考がそこでSTOPしてしまいます。そんな自分を前向きにさせてくれる、活を入れ心を元気にしてくれる一冊です。(西尾 知子)
2023.5.25