Q100:幸之助の以下のエピソードで当てはまるものは?

昭和35(1960)年、幸之助は当時としては画期的な制度の導入を明らかにして社員を驚かせましたが、それは次のどれだったでしょうか?

(1)完全週休2日制

(2)産後休暇と育児休暇

(3)在宅勤務

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解答&解説コラム

 (1)が正解です。

 昭和35(1960)年1月、幸之助は松下電器の経営方針発表会で、「5年後に週休2日制を実施する」と発表します。来るべき国際競争に打ち勝っていくには、仕事の能率を大いに高めなければならない。そうなると今より心身ともに疲れが出てくるだろう。産業人としての教養をさらに身につける必要があることからも休日を増やしたい、というのがその理由でした。
 当時、日本の大企業で週休2日制を実施しているところはまだなく、これを聞いた社員は驚きました。また、労働強化になるのではという懸念から、当初は労働組合の反対があったといいます。しかし次第に皆の理解、協力が得られるようになり、昭和40(1965)年4月、“1日休養、1日教養”のスローガンのもと導入に成功。その後、多くの企業で週休2日制が採用されることになりました。