松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。

今回は、迷ったとき、悩んだときにオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。

新社会人にオススメ

『素直な心になるために』


素直な心になるために

素直な心をもってお互いが生きていくところから、よりよき共同生活が実現し、一人ひとりの幸せも高められていくと説く。

わたしのオススメ理由

「素直な心」に近づきたいと思える

自分自身が迷ったときに、手に取って読み返しています。ここでいう「素直な心」とは、ただ従順であることではなく、自分の思い込みを捨て、私心なくひとつのことにとらわれないで物事の本質を見ること。日々を振り返り、少しでも「素直な心」に近づきたいと思える一冊です。(善如寺 眞由香)

『人生心得帖』

人生心得帖

生きがいとは、 成功とは、 運命とは。松下幸之助が、 自らの体験を通じて語る人生哲学。「心得帖」シリーズの第4弾。

わたしのオススメ理由

悩んだ時、気持ちを切り替えさせてくれる

より良き人生のために役立てばと、創設者の体験と考え方がまとめられたこの本には、物事がうまくいく秘訣が詰まっています。特別な才能や恵まれた環境ではなく、「運命を前向きに生かす」考え方が幸せや成功を引き寄せるのだと気づかせてくれます。悩んだ時、気持ちを切り替えさせてくれる一冊です。(柳 恵理)

『経営心得帖』

経営心得帖

『商売心得帖』の続編ともいうべきもので、経営の心得、人事の心得、不景気や困難に対処する心得を説く書。

わたしのオススメ理由

信念を持つことがいかに大事か、気付かせてくれる

昇格面接で悩んでいた時、「自分なりの人生観、世界観をもつ → そこから信念が生まれる → それがその人の言動の中に現れる → それに基づいた使命観が生まれてくる」という部分を読んで救われた思い出があります。仕事や人生において、軸=信念を持つことがいかに大事か、気付かせてくれる一冊です。(岩田 緑)


よりよく生きるためにオススメ

2021.5.25