松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。
今回は、最近心が動かないと感じる人にオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。
『若さに贈る』
若さを大事にして欲しい。人生経験をもとに、若い人々に、ものの考え方・生き方を説く。
わたしのオススメ理由
心の若さを見失いそうなとき、読み返したい一冊
文藝編集者になってすぐ、ある人に「小説の編集は感性でお金をもらう仕事」と言われました。以来、自分の感性が鈍っていないかと時折考えます。本書の冒頭にある通り、松下幸之助が「すべてを投げ捨ててもとり戻したい」と願ったのも「青春」でした。心の若さを見失いそうな時、読み返したい一冊です。(北村 淳子)
『社員心得帖』
若手、 中堅、 幹部社員それぞれが自らを高めるためになすべきこと、 考えるべきことは何か。『商売心得帖』『経営心得帖』に続く 、「心得帖」シリーズ第3弾。
わたしのオススメ理由
入社してから数年後、読み返すと当時よりも基本的な心得がスッと頭に入る
「新入社員」にオススメとされる『社員心得帖』だが、入社してから数年後、仕事で悩んだ際に読み返してみると、入社当時よりも、基本的な心得を着実に実行することの大切さがスッと頭に入り、不安や焦りが消えた。仕事を行う上で当たり前とされることや心の持ち方を大切に行動していきたいと思う。(匿名)
『思うまま』
日常折り折りの感慨、人生、社会、仕事に寄せる思い。その独自の人生観に裏打ちされた言葉の数々。
わたしのオススメ理由
より良い人生を生きるためのヒントを与えてくれる
悩みがあるとき、自らを高めたいとき、何気ないとき、どんなときに読んでも、ハッとさせられる一冊。なかでも「心の成長とは」が、その時の自分がどんな状態にあっても、読むと勇気が湧いてくる感じがして好きです。より良い人生を生きるためのヒントを与えてくれます。(藤田 絢美)
2023.9.25