松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。

今回は、初心に返りたいときにオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。

管理職にオススメ

『私の行き方 考え方』


私の行き方考え方

丁稚奉公時代から創業・伸展時代のエピソードを交え、事業経営成功の秘訣を語る。昭和二十九年に甲鳥書林、昭和三十四年に衣食住出版からも刊行している。

わたしのオススメ理由

自分のことと照らし合わせながら読むと、前を向ける

生い立ちから丁稚奉公に出た少年時代、創業の話など、松下幸之助の半生を描いた一冊。この本を片手に、創業の地「大開」や奉公時代の「船場」を訪れ、当時何を考えていたのか想像したことがあります。初心を見失ったように感じたり何かに迷ったりしたとき、自分のことと照らし合わせながら読むと、前を向ける本です。(會田 広宣)

『人間を考える』


人間を考える

PHP研究所を創設以来考え続けてきた人間の本質についてまとめたもの。昭和47年版には、「新しい人間観の提唱」と、有識者による「人間を考える」を読んでの感想を収録。昭和50年版では、有識者による感想を割愛、「新しい人間観の提唱」に「真の人間道を求めて」を追加し、「人間を考える・第一巻」と改題した。文庫本には、「新しい人間観の提唱」「真の人間道を求めて」に加え、昭和47年版所収の有識者による感想を再録。

わたしのオススメ理由

真々庵での光景を思い出させる

入社時に真々庵を見学で訪れ、見事に調和した庭園の美しさに感動した。「厳密には日本庭園のきまりに則っていない」と説明を受け、松下幸之助はしきたりに囚われず石、植物のありのままの姿を見て配置し、それは人に対しても同じなのかもしれないと一人納得した。本書を読み、またあの光景を思い出した。(野畑 加奈)

『商売心得帖』


商売心得帖

事業一筋半世紀、 その豊富な体験と深い思索から説く商売のコツ、ビジネスの基本の数々。いかなる時代にも通ずる商売の初心・本質を淡々と語る。

わたしのオススメ理由

心に響く言葉が見つかり、初心を思い出させてくれる

「商品はわが娘」など、松下幸之助の印象的な言葉が多く、入社したときから惹きつけられてきた一冊。読み返すたびに、心に響く言葉が見つかり、初心を思い出させてくれます。また、補章の「古今の家訓・店訓・社訓いろいろ」もとても興味深いです。「世間は正しい」――この言葉を今、かみしめています。(渡邉 智子)

『素直な心になるために』


素直な心になるために

素直な心をもってお互いが生きていくところから、よりよき共同生活が実現し、一人ひとりの幸せも高められていくと説く。

わたしのオススメ理由

自分自身、初心にかえることができた一冊

松下イズムの原点ともいえる「素直な心」。シンプルだけどこれがなかなか難しいのです。以前、書類整理をしていたら、新人の時に、原稿用紙に書いたこの本の感想文が出てきて、これはきっと、今の私に「読め!」と言われてるんだなと思い、自分自身、初心にかえることができた一冊です。(新居 久実)


松下幸之助の本を初めて読む人にオススメ

2021.10.25