松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。

今回は、視野を広げたいときにオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。

生きづらさを感じている人にオススメ

『素直な心になるために』


素直な心になるために

素直な心をもってお互いが生きていくところから、よりよき共同生活が実現し、一人ひとりの幸せも高められていくと説く。

わたしのオススメ理由

思い込みの罠から解放されるヒントがある

人は育った環境や経験・学習から、様々な主義主張や意思決定ができる生き物です。一方、そうした経験から物事への思い込みが生じ、差別や対立、失敗を生み出すことも。素直な心とは、一つのことにとらわれずに物事をあるがままに見ようとする心。思い込みの罠から解放されるヒントがそこにはあります。(野崎 竜也)

読み終わる頃には自分の視界がクリアになっている

「色ガラスを通して見れば、向こうにある物の本当の色は見えなくなる」。溢れる情報や周りの意見に溺れそうになったとき、この一節を思い出します。柔らかな水のような言葉が心にたまった澱みを落とし、物事と向き合う姿勢を示してくれます。読み終わる頃には自分の視界がクリアになっている一冊です。(小串 環奈)

『人間を考える』


人間を考える

PHP研究所を創設以来考え続けてきた人間の本質についてまとめたもの。昭和47年版には、「新しい人間観の提唱」と、有識者による「人間を考える」を読んでの感想を収録。昭和50年版では、有識者による感想を割愛、「新しい人間観の提唱」に「真の人間道を求めて」を追加し、「人間を考える・第一巻」と改題した。文庫本には、「新しい人間観の提唱」「真の人間道を求めて」に加え、昭和47年版所収の有識者による感想を再録。

わたしのオススメ理由

自分を振り返り、視野を広げなければと思わせてくれる

「人間として生まれたからには、何をすべきか」を真摯に考え、先人の教えに学び、理想の社会実現に向けて、その命を使い尽くそうとする姿勢に背筋がのびる。目先のことでいっぱいいっぱいになっている自分を振り返り、もっと学ばなければ、もっと遠くを見なければ、と思わせてくれる。(次重 浩子)


※次回は2022年8月25日に更新予定です。

2022.7.25