松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。
今回は、生きづらさを感じている人にオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。
『人を活かす経営』
人間の本質や人情の機微など、 人間をさまざまな面から取り上げ、具体的な事例を交えて人の活かし方を語った書。
わたしのオススメ理由
仕事を成功へと導くヒントが詰まっている
経営というタイトルを冠していますが、決して経営者としての在り方だけを語っているわけではなく、誰にとっても仕事を成功へと導くためのヒントとなるエピソードが詰まっています。個人的には「正しいことは通る」という話がお気に入りです。(松田 一馬)
『人生心得帖』
生きがいとは、 成功とは、 運命とは。松下幸之助が、 自らの体験を通じて語る人生哲学。「心得帖」シリーズの第4弾。
わたしのオススメ理由
自信をなくしたり、劣等感や焦りを感じるときに読むと、心が前向きになる
90歳になった松下幸之助がそれまでの経験から、人生の成功とは自分に与えられた天分を生きることだと教えてくれる一冊。また、そのためにはどう生きればよいかというヒントが詰まっています。自信をなくしたり、劣等感や焦りを感じるときに読むと、肩の力が抜けて心が前向きになります。(古川 壽子)
『実践経営哲学』
幾多の苦境、体験の中からつかんだ松下幸之助ならではの経営観、経営理念。"不確実性"が叫ばれる現代、経営の原点とは何かを全経営者、ビジネスマンに問う。
わたしのオススメ理由
柔軟な「当たり前」に気づかされる一冊
「雨が降れば傘をさす」は当たり前のことだろうか。極端な話、部屋から出ないという選択もある。昨日と今日、あなたと私では同じとは限らない。その人、その時、その場所に、ベストな傘を探そうとする力があれば、生きやすい日々をつくれると思う。柔軟な「当たり前」に気づかされる言葉が並んでいる。(匿名)
2022.6.25