松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。

今回は、松下幸之助を知りたい人にオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。

仕事で成功したいときにオススメ

『私の行き方 考え方』


私の行き方考え方

丁稚奉公時代から創業・伸展時代のエピソードを交え、事業経営成功の秘訣を語る。昭和二十九年に甲鳥書林、昭和三十四年に衣食住出版からも刊行している。

わたしのオススメ理由

松下幸之助と同じ思いを疑似体験できる

作品全体が小説、回想録のように描かれており、まるで物語の主人公、即ち、松下幸之助と同じ思いを疑似体験できるような、場面場面で松下幸之助の思いに触れることのできる1冊だと思います。今となっては牧歌的に感じられる描写も多く、個人的には映画化できないかな、とさえ感じています。(枦木 善隆)

松下幸之助の初期頃の有名なエピソードのほとんどを学べる

入社時の課題で読んだ時はピンときませんでしたが、その後「PHP活動=松下幸之助創設者の志」と気づき、その源流を知りたくて何度も繰り返し読んでいます。生い立ちから昭和7年の"命知″まで、初期の有名なエピソードのほとんどを学ぶことができます。同様に『松下幸之助 夢を育てる』もオススメ。(永島 寿)

『人生心得帖』


人生心得帖

生きがいとは、 成功とは、 運命とは。松下幸之助が、 自らの体験を通じて語る人生哲学。「心得帖」シリーズの第4弾。

わたしのオススメ理由

悩みや捉われを払い、前向きな気持ちにさせてくれる

『道をひらく』とセットでオススメしたい一冊。仕事から生き方、子育てのことまで、自らの経験をもとに語られる「よりよき人生を生きるための秘訣」は、悩みや捉われを払い、前向きな気持ちにさせてくれます。「強い願い」と「素直な心」が天分を見出す。松下幸之助の考え方に味わい深く触れられる著書です。(匿名)

『松下幸之助からの手紙』


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『若葉』と題した機関紙に松下幸之助が語り、綴った言葉の数々。その内容はあたかも祖父が大切な孫に贈る「手紙」のようなものでした。

わたしのオススメ理由

一人の「人」として大切なことが心身に沁み込んでくる

1982年、88才の松下幸之助氏と握手をしました。少しヒンヤリ心地よく...。この本の中で幸之助氏は「ぼくは...」とやさしく語られます。『経営の神様』ですので厳しい側面もあったと思いますが、一人の「人」として大切なこと、それがスーッと沁み込んできます。あの日の心地よさのように...。(福原 祐子)


仕事で自信をなくしたときにオススメ

2022.10.25