松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、ＰＨＰ社員が「これぞ！」と思う１冊（『道をひらく』を除く）をオススメするコーナーを設けました。
今回は、"やる気"を取り戻したいときにオススメしたい１冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。
『続・道をひらく』
『道をひらく』 を発行して10年、その後､ 『ＰＨＰ』 誌の裏表紙に連載された言葉から116 編を選んでまとめた人生の書。
わたしのオススメ理由
「熱心」に関するフレーズが自らの心を奮い立たせる
「熱心から生まれる賢さが、自他ともに真の幸せを生むのである。熱心は、人間に与えられた大事な宝である。そして、この宝は誰にでも与えられているのである」。うまくいかなくて落ち込んだ時、仕事へのモチベーションが落ちた時、いつもこのフレーズを思い出して、自らの心を奮い立たせています。（横田 充信）
『若さに贈る』
若さを大事にして欲しい。人生経験をもとに、若い人々に、ものの考え方・生き方を説く。
わたしのオススメ理由
今の年代がどれほど価値あることかを自覚させてくれ、前向きな気持ちになれる
「青春とは心の若さであるーー」で始まる本書。松下幸之助が71歳の時に刊行されたもので、"ＰHＰ"の研究にも触れています。当時の松下幸之助よりも若いわたしたちに、今の年代がどれほど価値あることかを自覚させてくれ、前向きな気持ちになれます。ウィズコロナで窮屈な思いをしがちな今の時代にオススメです！（山田 佳子）
『社員心得帖』
若手､ 中堅､ 幹部社員それぞれが自らを高めるためになすべきこと､ 考えるべきことは何か。『商売心得帖』『経営心得帖』に続く 、「心得帖」シリーズ第３弾。
わたしのオススメ理由
漫然と過ごしている会社生活での馴れを反省させてくれる
同じ仕事を長く担当していると考えなくとも手が動き、知識はあるから大抵のことは対応できて毎日を漫然と過ごしてしまう。そんな会社生活の馴れを反省させてくれる一冊です。「知識にとらわれると最初からできない、難しいと考えてしまうことがよくある」頭の片隅に置いておきたい言葉です。（西村 依里子）
2023.2.25
