3/10発売『Voice』2017年4月号に、同誌1980年10月号に掲載された松下幸之助の原稿「若きビジネスマン諸君へ」が再録されました。“自分もひとりの経営者である”という気概をもつ大切さについて説いています。ご購入の際は、ぜひご一読ください。

 

内容

一部紹介

人間そのものを把握する

人間の共同生活がうまくいくかどうかは、お互い人間自身のやり方次第、考え方次第であり、したがって人間の何たるか、いかなる特質をもっているかを人間が自ら把握することがきわめて大切だと思うのです。
私は、政治にしても経済にしても、あるいは教育にしてもその他いっさいの活動は、そうした人間の把握に基づいて行なわれなくてはならないと思います。
 

“自分も経営者”の気概

自分は月給で雇われているのだ、というような考え方を捨ててしまうのです。そして“自分は独立して社員稼業という一つの経営に当たっている経営者だ”という気持ちをしっかり固め、その上で自分の創意工夫や能力を生かしていく方法を講じるようにするのです。
たとえば、会計係の仕事をしている人であれば、自分は会社の懐を預かる一つの独立した会計業をやっているのであって、その経営者が自分だと考えるわけです。
 

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2017.3.14