松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。
今回は、日々新たに成長し続けたい人にオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。
『若さに贈る』
若さを大事にして欲しい。人生経験をもとに、若い人々に、ものの考え方・生き方を説く。
わたしのオススメ理由
日々新たにチャレンジし続けることが「若さ」であると痛感させられる一冊
座右の銘「青春とは心の若さである」から始まる本書は、社会人として世に出る若者はもちろん、〝若者ならではの心のもちよう〟を忘れかけている世代にも、多くの気づきを与えてくれる。日々新たにチャレンジし続けることが「若さ」であることを痛感した。50歳を迎えた人にこそ、改めて読んでほしい一冊。(木南 勇二)
『素直な心になるために』
素直な心をもってお互いが生きていくところから、よりよき共同生活が実現し、一人ひとりの幸せも高められていくと説く。
わたしのオススメ理由
過去を振り返り、心を整理したいときに読みたい一冊
昨年を振り返り、心を整理したいときに読みたい本。自身に問い、自分で考える「自己観照」を繰り返すことで、自分を客観的に見つめ直すことができる。実践することで、日々の仕事や生活にとらわれ、自分本位の考え方だったことに気づかされる。正しい判断で真実を見抜く力を養い高められる心の指南書。(今井 春奈)
『松下幸之助「一日一話」』
「人間はダイヤモンドの原石」「運命に従う」――人生や仕事、経営や国家・社会に関する松下幸之助の英知と洞察にあふれる言葉を「一日一話」のかたちにまとめた366の語録集。
わたしのオススメ理由
さまざまな場面で「できていない当たり前」に気づかされる一冊
社長インタビューを書いていますが、成功の秘訣は?との問いに、表現は違えど「当り前」のことをするという答えが多く、そのたび本書にある言葉の数々を思い出します。年を重ねても意外とできていない当たり前を振り返り、今なおさまざまな場面で「これだったのか」と気づかされる至言に満ちた一冊。(斉藤 愛美)
2022.3.25