松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。
今回は、一歩踏み出したいときにオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。
『道は無限にある』
困難な時代をいくたびも乗り切った体験をもとに、 厳しさの中で生きぬく心がまえを説く。
わたしのオススメ理由
気持ちを切り替えられ、前に進める一歩を踏める一冊
物事が思うように進まず先が見えなくて不安な時は、気持ちの持ち方や行動への移し方に迷うことと思います。その時に、「なぜこれをするのか」という目的を再確認し、「どうしたらできるようになるか」と気持ちを切り替え、前に進む一歩を後押ししてくれる一冊です。(深山 千佳子)
『松下幸之助 成功の金言365 運命を生かす』
装いも新たに『松下幸之助 成功の金言365』の[改訂新版]が刊行。1日1ページ。読んで、考えて、自己変革を遂げたい人に贈る!
わたしのオススメ理由
松下幸之助の言葉に寄り添って、人生の道標をつくれる一冊
松下幸之助の人生観、仕事観、経営観について、数ある著書の中からエッセンスを凝縮した「松下幸之助入門書」。人生や仕事において悩みはつきもの。一日の終わりに読むことで、「自己観照」を繰り返し、一日一日を丁寧に積み重ねていきたい。松下幸之助の言葉がそっと寄り添い、人生の道標になるはずだ。(川浪 光治)
『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』
経営者はどのように商売や経営をとらえるべきか。 長年の事業体験を通して会得した商売、 経営のコツを披瀝した書。
わたしのオススメ理由
苦しいときの一歩を進める勇気がもらえる
タイトルの「百万両」に目が眩んで、どんな素晴らしいコツが書いてあるのかと期待して読みはじめると、その秘訣がどれも、ごく平凡なものであったりします。大変なときほど、無理筋を通そうとしがちですが、そうした過ちをやんわりと諫めてくれます。苦しいときの一歩を進める勇気がもらえる本です。(横田 紀彦)
2022.4.25