松下幸之助の著書は数多くあるため、どの本から読めばいいのかわからない、といったお問い合わせをよくいただきます。そこで、PHP社員が「これぞ!」と思う1冊(『道をひらく』を除く)をオススメするコーナーを設けました。
今回は、過去の自分、未来の自分にオススメしたい1冊です。
本コーナーは、社員からの声を随時追加してまいります。
『素直な心になるために』
素直な心をもってお互いが生きていくところから、よりよき共同生活が実現し、一人ひとりの幸せも高められていくと説く。
わたしのオススメ理由
「これからも解き続けるべき命題」を与えてくれた一冊
「メッキを取っ払い心の地金をむき出せばいいのか」「メッキで心の地金を覆い従順さを取り繕えばいいのか」、二つの思いの間で揺れていた当時の短慮で青い心。そんな思いに対し、「メッキを取り払った上でピカピカに磨き上げた心の地金を堂々と見せるんや」という、『未だ解き切れず、これからも解き続けるべき命題』を与えてくれた一冊です。(匿名)
『若さに贈る』
若さを大事にして欲しい。人生経験をもとに、若い人々に、ものの考え方・生き方を説く。
わたしのオススメ理由
躍動している精神でありたいと思い出させてくれる一冊
心の底から取り戻したいと思えるような青春時代。目先の損得や安定から離れ、一生懸命真っ直ぐに生きた日々だったと思います。過去に戻ることは叶わないけれど、せめて心持ちだけは、あの頃のような一心不乱で躍動している精神でありたいと思い出させてくれる一冊です。(常川 一創)
『松下幸之助の哲学』
昭和50年に発刊された『PHPのことば』を改題、再編集したもの。
わたしのオススメ理由
PHPの原点を忘れないために未来の自分へオススメしたい
PHP理念は素朴で自由でおおらかなものと理解していますが、それに気づくきっかけを与えてくれた本です。心乱れがちなこの頃ですが、PHPの原点を忘れないために未来の自分へオススメしたいと思います。(竹本 寿史)
2022.1.25