再建への強固な意志――松下幸之助のことば〈4〉
かつての(太平洋)戦争で原子爆弾が落ちたところは、広島と長崎であった。当時の科学者たちはみな広島、長崎は今後十年間はペンペン草も生えないといった。たしかに広島市民、長崎市民は
復興を支えるのは心――松下幸之助のことば〈3〉
水害が起こった。そして一つの町がすっかり流されてしまった。その隣の町はなんにも被害はなかった。こういう場合がたくさんあります。ところが十年後に、流れた町がどの程度発展するか、
立ち上がる人――松下幸之助のことば〈2〉
今まで国難だ国難だといったときには、立ち上がるべき人が立ち上がった。そして、ともかくも国難に立ち向かってこれを打開したということですね。それでは今度はどうか、今度はそうではな
行きづまらない考え方――松下幸之助のことば〈1〉
私は世に行きづまるということはないというような感じがします。それでも行きづまるということは、行きづまるようなものの考え方をもっているからであって、行きづまらないような考え方に