10/10発売『Voice』2017年11月号に、同誌1986年6月号に掲載された松下幸之助の執筆記事「出発点に誤りはないか」が再録されました。「本来、故障はない」という強い信念が良い商品を生み出す――。ご購入の際は、ぜひご一読ください。

内容

冒頭部分を一部紹介

もう六十年近くも前のことになりますが、ようやくラジオが普及し始めてきた昭和初期、次のようなことがありました。
ある日、聞きたい放送があって、自分のもっていたラジオのスイッチを入れても、音が出ません。それまでも、よく故障を起こしていただけに、むやみに腹が立って、一つの疑問を感じたのです。
“ラジオは故障するもの、というのがいま世間一般の常識になっている。しかし、そんなバカなことがあっていいのだろうか。腕時計のような精密な機械が、あれだけ正確に動いているのに、大きな図体をしたラジオがよく故障する。これはどう考えてもおかしい。ラジオはそんなに複雑なものではないはずだ”
 
※続きは『Voice』2017年11月号をご覧ください。
 

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2017.10.17