11/10発売『Voice』2017年12月号に、同誌1986年12月号に掲載された松下幸之助の執筆記事「大番頭国家の使命」が再録されました。日本には世界全体をより良い方向に導いていく責任がある――。ご購入の際は、ぜひご一読ください。
 

内容

冒頭部分を一部紹介

第二次大戦後四十一年が経って、国際社会における日本の立場はずいぶん変わってきました。住むに家なく、食べるに食料のなかったあの極度に貧しく混乱した時代から、発展に発展を重ね、いまや経済大国、世界のリーダー国の一員ともいわれるようになりました。それは、私たち日本人が、早く欧米先進国に追いつこうと、懸命の努力を重ねた結果であり、まことに喜ばしいことだといえましょう。
しかし、その一方で円高不況や貿易摩擦、技術摩擦など、これまで経験したことのなかったような難しい問題を抱え、混迷の度を深めているように思われます。
その原因の大きな一つは、国家の基本方針というか、運営理念が明確でない、ということが挙げられるのではないでしょうか。
 
※続きは『Voice』2017年12月号をご覧ください。
 

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2017.11.16